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食べることこそが人類の歴史!?食にまつわる8つの革命【逸冊レビュー10月号/お腹がへる本】

「食べる人類誌―火の発見からファーストフードの蔓延まで」 フェリペ・フェルナンデス=アルメスト・著 あらすじ

 ヒトをサルから離陸させた火の使用、カニバリズムと菜食主義の意外な共通点、海を越えた食材の交換が促したグローバル化――。食べ物こそが、われわれの歴史をつくってきたのだ!
 世界的な歴史学者が「8つの食の革命」を切り口に人類史を読み直す。古代ローマの祝宴を彩った酒肴から現代の食卓にのぼる遺伝子組み換えトマトまで、古今東西の珍味と興味尽きない逸話がたっぷりのフルコースをご堪能あれ。

投稿者 ビーフシチューさん(茨城県)

 本書は食べ物と人類誌を交錯させた大きな物語。食の歴史で起きた出来事を8つの革命として紹介している。まず火の発見によって調理という革命が起きた。牧畜と農業が始まって食べ物を作るようになり、交易で世界中の食材が行きかうようになった。そして食の産業化で美味しい料理が食べられるようになった。
壮大なスケールで食文化に思いを馳せると大分時間が過ぎていることに気づく。そろそろ食事の時間だろう。

谷原店長のコメント

 食べる人類史…タイトルからして興味津々。人類の食欲と食への探究心に終わりは有りません!