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料理だけが自分の仕合わせへの道筋。その奮闘に感情移入必至【逸冊レビュー10月号/お腹がへる本】

「八朔の雪ーみをつくし料理帖」 高田 郁・著 あらすじ

  神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大坂と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・。

 料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作!

投稿者 やんとさん(東京都)

 江戸時代の女料理人「澪」の奮闘と心も身体も温まる料理、それを囲む人々。読んで美味しい、ご飯が食べたくなる!そしてきもちもほっこりする本です。

谷原店長のコメント

 この本大好きです!ドラマも良かった!