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原爆投下の今日的意味探る 「アジアの平和と核 国際関係の中の核開発とガバナンス」

 アジアは平和地帯へ移行しているのか、どうか。それを多角的に分析したのが、広島市立大学広島平和研究所編『アジアの平和と核 国際関係の中の核開発とガバナンス』(共同通信社・2700円)だ。広島・長崎への原爆投下の今日的意味から、北朝鮮、中国、インド、パキスタンなど各国や、国際機構の現状を踏まえ、平和の行方を考える。=朝日新聞2019年2月16日掲載