バレンタインデーからホワイトデーにかけて、巷には甘いものがあふれて食傷ぎみ……。そんな時は、しょっぱい塩の図鑑はいかが?
「日本と世界の塩の図鑑」では、ソルトコーディネーターの青山志穂さんが日本と世界の塩245種を厳選して紹介。それぞれの塩の特徴をはじめ、おすすめの食材や料理についても教えてくれます。
塩には大きくわけて「海水塩」「岩塩」「湖塩」「地下塩水塩」の4種類があるのだそう。日本では海水塩が多いものの、世界的には岩塩が主流で生産量の6割を占めているといいます。
塩なんて1種類あれば十分かと思いきや、何にでも合うふだん使いの塩と特別なおもてなし用に加え、しょっぱさの強弱と粒の大小が異なる4種類の計6種類があると、料理の幅がぐっと広がるんだとか。
個人的に試してみたいのは、「天空の鏡」と言われる絶景スポット、ウユニ塩湖の塩。さらさらとした白い塩は適度なしょっぱさで、きゅうりや白菜などのクセのない野菜や白ホルモンとよく合うのだそう。世界各地の塩を使いわけて、食卓で旅気分を味わうのも一興です。
さらに塩は料理以外にも掃除や美容対策などにも活用できるとのこと。ほぼ賞味期限もないので、さまざまな塩をストックしてあれこれ使ってみるのも楽しそうです。