性にまつわる話は大事だけれど、子どもにうまく伝える自信がない。そんなお母さんの背中を押す本です。
性教育のスタートは、「赤ちゃんはどうやってできるの?」という質問が始まる3歳からと著者は言います。ここであいまいに答えたり無視すると、ネットなどでゆがんだ知識を入手しかねないからです。また人の体には、むやみに人に見せたり触らせてはいけない部分があるということを「水着ゾーン」という言葉で教え、子どもを犯罪から守る手ほどきをします。
具体例と楽しいイラストをたくさん交え、性の話を明るくわかりやすく説明する本書。性教育の最大のメリットは、親と子どもが真っすぐに向き合い、絆を深められることだと実感できます。
定価1400円+税 辰巳出版 03・5360・8064