東京・上野の国立国会図書館国際子ども図書館で、展示会「詩と伝説の国――イランの子どもの本」が開かれている。今年が日本とイランの外交関係樹立90周年にあたり、同図書館が企画。文化に深く根付く詩や伝説を題材とした作品を紹介している。
イランは詩の文化が盛んな国で、子ども向けの本も詩と結びついているものが多い。絵本では詩に絵がついたり、詩人が文章を手がけたりしている。また、10~11世紀の詩人フェルドウスィーの民族叙事詩「シャーナーメ(王書)」には古代ペルシャの神話、伝説、歴史が書かれており、その内容や登場人物を題材にした本も多い。
会場には著名な詩人の作品や昔話を題材にした本など約170点が並ぶ。現地で出版されたペルシャ語の本のほか、日本の出版社が邦訳した本もある。国際アンデルセン賞画家賞を受賞したファルシード・メスガーリが絵をつけた「ちいさな黒いさかな」=写真=も展示(前期のみ)されている。
展示会は前期は5月19日までで、後期は5月21日から7月21日まで。前期と後期で作品の入れ替えあり。休館日は月曜日、国民の祝日・休日(5月5日のこどもの日は開館)、毎月第3水曜日。入場は無料で、期間中、担当職員が展示の見どころを紹介するギャラリートークも開く。5月は12、26日。各日とも午後2時から約30分。事前申し込み不要。(井上道夫)=朝日新聞2019年4月27日掲載
編集部一押し!
-
ニュース 第174回芥川賞・直木賞、選考委員講評 「デビュー作とは思えない筆力」ながら「逆に心配」と受賞を逃した作品は? 朝日新聞文化部
-
-
小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。 文藝賞・坂本湾さん 初小説が芥川賞候補に。不登校、非正規を経て「熱くなれるのは小説だけ」#34 清繭子
-
-
新作映画、もっと楽しむ 映画「架空の犬と嘘をつく猫」主演・高杉真宙さんインタビュー 家族も他人「噓に救われることもある」 根津香菜子
-
えほん新定番 松田奈那子さんの絵本「ふーってして」 赤ちゃんも心躍る、アートな遊びの楽しさを絵本に 加治佐志津
-
中江有里の「開け!本の扉。ときどき野球も」 初の連覇へ、自己を高める年に。「思考の整理学」に学ぶ「深化」の方法 中江有里 中江有里
-
オーサー・ビジット 教室編 世界にひとつだけのヘンテコ・ワールド 絵本作家・宮西達也さん@山口県岩国市立修成小学校 安里麻理子
-
インタビュー 【サイン入り本プレゼント】一木けいさん「嵐の中で踊れ」インタビュー 避難所で起きた再生の群像劇 PR by NHK出版
-
インタビュー 湊かなえさん「暁星」インタビュー 作家として「言葉」に向き合い、新たな扉開いた PR by 双葉社
-
トピック 【プレゼント】第68回群像新人文学賞受賞! 綾木朱美さんのデビュー作「アザミ」好書好日メルマガ読者10名様に PR by 講談社
-
トピック 【プレゼント】大迫力のアクション×国際謀略エンターテインメント! 砂川文次さん「ブレイクダウン」好書好日メルマガ読者10名様に PR by 講談社
-
トピック 【プレゼント】柴崎友香さん話題作「帰れない探偵」好書好日メルマガ読者10名様に PR by 講談社
-
インタビュー 今村翔吾さん×山崎怜奈さんのラジオ番組「言って聞かせて」 「DX格差」の松田雄馬さんと、AIと小説の未来を深掘り PR by 三省堂