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「世界文学アンソロジー いまからはじめる」 いろいろなことばで書かれた話

 エミリー・ディキンスンからチヌア・アチェベ、莫言、宮沢賢治まで、『世界文学アンソロジー いまからはじめる』(秋草俊一郎ほか編、三省堂・2376円)は「世界のいろいろな場所で、いろいろなことばで書かれた話」(まえがき)27作を収めている。新訳も多い。全体を「言葉」「自己」「孤独」など九つのテーマに分け、それぞれに読書案内を付して、より広く渉猟したい人への手引としている。=朝日新聞2019年8月10日掲載