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阿片戦争最中の清国を舞台にした時代小説 志水辰夫「新蔵唐行(とうゆ)き」

著・志水辰夫

 越後の廻船問屋の手代、新蔵は、蝦夷から北前船で戻る途中に行方を絶った若主人を探すため、全国を旅していました。長崎の福江島で唐船に救われた日本人の噂を耳にし、唐人の父を訪ねる少女とともに清国へ渡る決心をします。

 折しも、阿片(アヘン)戦争が始まろうとしていた矢先。波乱の時代に、新蔵は言葉もわからないまま港町を渡り歩き、若主人につながる情報を探ろうとします。港ではイギリス船やベルギー船までが押し寄せ、唐人同士の騙し合いも加わり、阿片を巡る陰謀が渦巻きます。

 しかし、どんなときでも怯まない新蔵は、度胸と采配によって艱難(かんなん)辛苦を乗り越え…。果たして若主人とは出会えるのでしょうか。時代劇の名手が綴る、大海を股にかけた長編小説です。

定価1600円+税 双葉社 03・5261・4818(営業)