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『「食」の図書館 トマトの歴史』 「野菜か果物か」裁判までも

 『「食」の図書館 トマトの歴史』(クラリッサ・ハイマン著、道本美穂訳、原書房・2420円)は起源から最先端の栽培技術まで紹介。南米原産のトマトは欧州に伝わった当初、醜くて食用に値しないと考えられていた。米国の「野菜か果物か」裁判、スペインのトマト祭りや「トマト電池」などの話題の他、巻末にレシピ集も。=朝日新聞2019年12月7日掲載