2月19日は「プロレスの日」。1954年のこの日、日本初となるプロレスの本格的な国際試合が行われたことにちなんで制定されました。ちなみに、対戦カードは力道山・木村政彦組 VS シャープ兄弟。報道写真などで目にする、街頭テレビを囲んでプロレスの試合に群衆が熱狂していた、あの時代です。
そんな日本でのプロレスブームの原点ともいえる日に、ぜひとも紹介したいのが「新日本プロレス胸筋図鑑」。タイトルどおり、新日本プロレスに所属する20選手の胸筋が拝めるという図鑑です。選手たちの私服姿や食事の様子などリング以外での様子を垣間見られる写真や、トレーニング方法に関するインタビューも収録。ファンにはたまらない一冊になっています。
強さの象徴ともいえるレスラーたちの胸筋は、改めて見ると個性豊かです。自身の胸筋を某放送局のキャラクターに似ているという高橋ヒロム選手。たしかに見れば見るほど、そう見えてくる不思議な魅力があります。タイチ選手には、男性には2%の確率でしかないと言われる副乳があるんだとか。こんなにたくさんの胸筋を見る機会はなかなかないので、見比べずにはいられません。
個人的には、SHO選手の大きく盛り上がった胸筋に励まされました。さすがにここまで徹底したトレーニングはできなくとも、「ちょっとでも筋トレをすれば少しはバストアップできるのかもしれない」、そんな気持ちにさせてくれます。
新日本プロレスのファンはもちろん、筋肉マニアや胸筋フェチの方も楽しめる一冊。本書は持ち運びもしやすいコンパクトな判型なので、迫力のナマ胸筋を拝みたくなった方は試合会場へと足を運ぶことをおすすめします。