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【検定百景#10】パンシェルジュ検定:パンの広く、奥深い世界にダイブ!

(正解は記事の最後で!)

 「朝食には米かパンか」と言われるほど、日本人の食卓に定着しているパン。ポピュラーなものだけでも、トースト、メロンパン、コロッケパン、カレーパンなどさまざまな種類があり、長年、私たちの日々の食卓を彩ってきました。「パンシェルジュ検定」はそんなパンの、広く奥深い世界へとダイブしていく検定です。

 まず、「パンシェルジュ」とは何か。「奥深いパンの世界を迷うことなく案内できる幅広い知識を持った人」という意味で、検定ではパンの製法や使う器具についての知識に限らず、各国の代表的なパンや歴史、また食べる際のマナーなどさまざまな角度からパンの世界を探究します。

 パンシェルジュ検定の魅力のひとつは、合格特典が多岐にわたることです。有料にはなりますが、「合格認定カード」「合格認定バッジ」「合格認定名刺」「オリジナルピーカ®(※、クリアケース付き)」(いずれも1300円~3300円程度)、また受験者向けに割引価格で「オリジナルエプロン」(8673円、一般価格は10773円)を販売しています。

 「受験者同士での交流も多く、そこで合格者特典の名刺も役に立っています」と語るのは、検定を運営する日本出版販売の根岸航輝さん(24)。合格者の中にはパンのイベントを開催する人もいるといいます。「メディアに出演されるような著名な方もいて、そこからまたパンの輪が広がっていくことも少なくはありません」

 2009年に誕生してから、今までにのべ6万人以上の人が受験しているパンシェルジュ検定。それだけパンに興味を持つ人の広がりを感じさせられます。「パンのスペシャリスト」を目指さずとも、日々のパン食をいかに豊かにするか、同じパンでも味や栄養価の違いはどこから生まれるのか、そうしたことを知る上でも役に立つと言えそうです。

※自動改札機や電子マネーの決済機など、ICカードリーダー機の電波に反応して発光する機械のこと

例題にチャレンジ!

【問題1】
スリッパのような形をしたヘルシーな食事パン「チャバッタ」は、どこの国のパンか。

  1. イタリア
  2. スペイン
  3. フランス
  4. トルコ

【問題2】
次のうち、扱いやすいことから、家庭でのパン作りに最も多く使われている酵母はどれか。

  1. インスタントドライイースト
  2. ドライイースト
  3. 生イースト
  4. サワー種

【正解】タイトル問題=3、問題1=1、問題2=1