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「そして映画館はつづく」 劇場で見る映画の愉悦

 あの劇場で見た映画はなぜ忘れられないのだろう――そんな副題を持つ本が『そして映画館はつづく』(フィルムアート社編、同社・2200円)。コロナ禍で上映が思うに任せない状況が続くなか、「映画館で映画を見る」ことの必要性や、映画館という場所のこれからをめぐり、全国各地の館主はじめ映画監督の黒沢清氏らが語る。=朝日新聞2020年12月19日掲載