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「だいありぃ 和田誠の日記1953~1956」 青春時代に見える表現の源流

 『だいありぃ 和田誠の日記1953~1956』(文芸春秋・3300円)は、2019年に逝去したイラストレーターが残した高校2年生から美大1年生までのノート6冊分を、手書き文字そのままに書籍化した。毎日のように映画館に通いつめ、レコードや小説に囲まれた青春から、表現の源流が見えてくる。=朝日新聞2021年10月23日掲載