「生まれて、伝わって、届く」波というものについて、神話、文様、言葉、科学、地名からひもとくのが『波の地図』(原田佳夏・なかひらまい著、雷鳥社・1650円)。古今東西の文献を参照しつつ、波の世界をゆらりと旅する。「この世界が違ってみえてくるのではないか」(まえがき)。豊富なイラストも興趣深い。=朝日新聞2021年11月20日掲載

「生まれて、伝わって、届く」波というものについて、神話、文様、言葉、科学、地名からひもとくのが『波の地図』(原田佳夏・なかひらまい著、雷鳥社・1650円)。古今東西の文献を参照しつつ、波の世界をゆらりと旅する。「この世界が違ってみえてくるのではないか」(まえがき)。豊富なイラストも興趣深い。=朝日新聞2021年11月20日掲載