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土方歳三没後150年の今年の一冊【逸冊レビュー1月号/初読本】

「燃えよ剣」司馬遼太郎・著 あらすじ

 幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。「竜馬がゆく」と並び、“幕末もの”の頂点をなす長編。

投稿者 鈴木ゆきさん(茨城県)

「男の一生というものは、美しさを作るためのものだ、自分の」

 2018年は明治維新から150年。そして土方歳三没後150年の今年の初読本にはぜひこの一冊を。 あの時代、薩摩も長州も誰もが自分たちの信じる答えに向かって生きていたのだと思います。

 もちろん、新選組も。多摩のバラガキが新選組鬼の副長と成長するその生き様にシビれてみませんか。

谷原店長のコメント

 大河ドラマ「新撰組!」に出演した時夢中で読みました。何度読んでも幕末の男たちの生き様に血が沸きます!