『山田風太郎育児日記』 山田風太郎・著 あらすじ
奇想天外な物語で大向こうをうならせた破天荒系・戦中派作家、山田風太郎が、30~40代に書き残した、わが子との愛情いっぱいの日々。嫁ぐ娘に贈った「秘蔵の日記」を公開。
投稿者・ニトサンさん(愛媛県)
「『た』と『だ』とどっちがえらいの?」 「ウーン、そりゃどっちかな」などの親子の会話や、風太郎が娘が泣いて麻雀が出来ずに腹を立てて牌を投げつけ奥さんに「33になって9ヶ月の赤ん坊とケンカするのか」と怒られる姿。 子どもの行動も微笑ましいけれど、書いている風太郎自身の行動に思わずドキッとしたり、クスリと笑ったり。 風太郎ならではのユーモアある書き口に読んでいる自分が山田家へお邪魔したような気分になります。
谷原店長のコメント
まさか山田風太郎の育児日記があるとは…甲賀忍法帖夢中になって読みました。ハマる予感…9ヶ月の赤ん坊と喧嘩するのか…気持ちわかります…