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写真でみる地方の街の「記憶」 「砺波の人びと」

 『砺波の人びと』(平凡社・3240円)は富山県の砺波の出身者で作家・写真家の山田和氏が、同地の風景が激変する昭和50年代以前を知る約200人に会い、子ども時代の写真を手にしたスナップ写真と過去の記憶、自分史を一挙に掲載した写真集。「平成末年の日本人と日本の町を『一つの小宇宙』として記録した」という。=朝日新聞2019年4月20日掲載