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アメリカで活躍するコメディアン、トレバー・ノアの自伝【逸冊レビュー6月号/元気をもらえる本】

『トレバー・ノア 生まれたことが犯罪! ? 』トレバー・ノア・著 あらすじ

 アパルトヘイト体制下の南アフリカで、黒人の母と白人の父の間に生まれた僕は「生まれたことが犯罪」だった−。アメリカで活躍するコメディアン、トレバー・ノアが、「笑い」という自由をくれた母親と自身の半生について綴る。

投稿者・Sohailさん(新潟県)

 白人と黒人の両親の元に生まれたら犯罪!? アパルトヘイト下の南アフリカではそうでした。遠い昔の話ではありません。いまや世界的な人気コメディアンで、米風刺ニュース番組『ザ・デイリー・ショー』のキャスターとしても注目されているトレバー・ノアは、そんな超理不尽な社会で生まれ育ちました。数々の困難も、タフな母親仕込みの笑いと知性で前向きに乗り越えていく、笑って泣ける、痛快な自伝エッセイです。

 谷原店長のコメント

 笑いは全てを超越する。言葉も人種も。