種子島、五島列島、喜界島、そして沖縄――。島国日本には、離島にも大小さまざまな本屋が点在し、島の活字文化、あるいは暮らし全体を支えています。
そんな日本の隅々にある本屋を訪ね歩いたライター・朴順梨さんの著書『離島の本屋ふたたび』(ころから刊)が10月30日に発売されました。ウェブサイト「DANRO」などの連載をまとめたこの本は、過疎や少子化に悩む地方の島々で、本の文化を絶やすまいと踏ん張る、書店経営者やお客さんとの交流が描かれています。
書籍の発売を記念して、「離島の本屋」と、首都圏に場所を移した後継企画「本屋は生きている」がコラボしたトークイベントを、12月3日に東京都内で開きます。
「離島の本屋」の取材エピソードや、字数の都合で書けなかった裏話を朴さんが語るほか、「本屋は生きている」に登場した、首都圏の個性あふれる書店主たちが、出版不況と言われて久しい今の時代を生き抜くための苦労や秘訣を語り合います。
ウェブ全盛の今、売れ筋本に右往左往せず、地域に根ざして着実にファンを呼び込む、小規模書店ならではの困難、そして醍醐味とは何でしょうか。本好き、本屋好きでなくとも明日を生きるヒントと活力が得られるトークショーを、のぞいてみませんか?
イベント概要
■日時 2020年12月3日(木)午後7時から
■場所 Readin' Writin' BOOKSTORE(リーディンライティン、東京都台東区寿2-4-7 東京メトロ銀座線・田原町駅から徒歩約2分)
■料金 オンライン視聴 1100円(税込み)
※会場参加は受付を終了しました。
プログラム
■第1部 「離島の本屋」を語る(『離島の本屋ふたたび』著者・朴順梨)
■第2部 コロナでも「本屋は生きている」小さな書店が生き残るカギは?
REBEL BOOKS(群馬県)店主・荻原貴男さん
lighthouse(千葉県)店主・関口竜平さん
司会:笹川ねこ(「じんぶん堂」連載「#本屋さんの本音」ライター)
お申し込み方法
■会場で参加
受付を終了しました。
■オンライン視聴
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