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「未確認生物UMA攻略図鑑」 これでネッシーも台風人間も怖くない!

『未確認生物UMA攻略図鑑 もしもUMAに出遭ったら……』(新星出版社、著:山口 敏太郎、イラスト:蟹めんま)より

 去る11月12日は、UMA(未確認生物)界のスーパースター、ネッシーの撮影に初めて成功した日なんだそうです。1933年のこの日、イギリスのネス湖でヒュー・グレイ氏が写真撮影したのが最初とのこと。もしもグレイ氏のようにUMAに遭遇したら、あなたならどうしますか?

 そんな“もしも”を想定したユニークな図鑑が「未確認生物UMA攻略図鑑」です。UMA研究の第一人者・山口敏太郎さんが、ネッシーはもちろん、チュパカブラ、モケーレムベンベや台風人間などの70種類のUMA攻略法に焦点を当てて紹介しています。

 思わず笑ってしまったのが「大根さん」の攻略方法。「大根さん」は、日本各地の郊外の道端で目撃されているという、人型のような大根の姿をした生き物で、人間の後をつけてきたり、行く手を阻んできたりするんだとか。そんな大根さんの攻略方法は、人があまりいない道に出没することから、道いっぱいに大根おろしの罠を仕掛けておくという斬新なもの。大根さんは歩けば歩くほど、すりおろされ、動けなくなったところを捕獲するという寸法です。

『未確認生物UMA攻略図鑑 もしもUMAに出遭ったら……』(新星出版社、著:山口 敏太郎、イラスト:蟹めんま)より

 UMAの特徴を知った上で、自分なりの攻略方法を想像力を駆使して考えてみるのも本書の楽しみ方の一つ。いつ、どこで遭遇するやもしれないUMA。備えあれば憂いなし! その特徴と攻略法を頭に入れておいて損はないはずです。

「好書好日」掲載記事から

>ネッシーや雪男だけじゃない! 「超・怪奇ファイル UMA未確認生物大図鑑DX」

>「吸血宇宙人」に「デバガメするワニ男」!? ちょっぴりエログロ、魅惑の「南米妖怪図鑑」