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「進撃の巨人」の超大型漫画、鳥取へ進撃 限定本を展示

展示された「進撃の巨人」の超大型コミックス。スタッフが持っているのが通常のコミックス=2021年6月4日、鳥取県米子市

 鳥取県米子市角盤町1丁目の複合商業施設「GOOD BLESS GARDEN(グッドブレスガーデン)」にある「米子マンガミュージアム」に、人類と巨人の戦いを描いた漫画「進撃の巨人」の超大型コミックスが登場した。

 表紙が縦101センチ、幅71・5センチで、重さ13・7キロ。巨人になった主人公エレンが読むことを想定し、今年4月の連載終了前に講談社が企画。3月に限定100冊で発売(1冊16万5千円)されると約2分で完売し、「出版された最大の漫画本」としてギネス世界記録に認定された。

 ミュージアムを運営するジョイアーバン(米子市)も「来館者に楽しんでいただける」と1冊購入した。訪れた人たちは「迫力ある」と喜んでいた。連載開始時からのファンという米子市の男性(48)は「大きくしたことはこの漫画ならではですね」と見入っていた。

 展示は8日まで。その後は、9日のコミックス最終巻発売に合わせ、ジョイアーバンなどが運営する米子市や倉吉市の「TSUTAYA」で巡回展示される。

(大谷秀幸)朝日新聞デジタル2021年06月07日掲載