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【絵本ナビより】人気急上昇の絵本!「ブランニュープラチナブック」(2021年11月)後編

>人気作に新しく仲間入りした「ブランニュープラチナブック」。前編の15冊はこちら

【この記事で紹介する絵本】

古いものでも修理に工夫をすることで長く大切に使える、物作りのあたたかさ

『あなふさぎのジグモンタ』(作:とみながまい、絵:たかおゆうこ/ひさかたチャイルド、1430円、3歳から)

>『あなふさぎのジグモンタ』あらすじはこちら

【読者レビュー】「自分の仕事に誇りを」
あなふさぎ。人間界でいうところのかけつぎを仕事にしているジグモンタ。お父さんもおじいちゃんもひいおじいちゃんもあなふさぎの仕事をしていて、ジグモンタは仕事に誇りを持っている。それなのに、必要とされない時が来ようとは……! ジグモンタの哀しみが伝わってきて、読んでいる私も何だか切なくなってきました。
でもひょんなことからリメイク術を手に入れ、確かな技術にハイセンスなリメイクという、今風の仕事へとステップアップ! 時代と共に必要とされる仕事は変わってくるかもしれないけれど、発想の転換で、幾らでもその技術を活かす仕事はあるのだと、改めて感じました。そして、ジグモンタの前向きな姿が、とても素敵だなと思いました。(hime59153さん 40代・ママ)

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子育ては「あんなに」の連続。あんなにほしがってたのに、あんなにしんぱいしたのに、あんなに小さかったのに――

『あんなに あんなに』(作:ヨシタケシンスケ/ポプラ社、1320円、全年齢)

>『あんなに あんなに』あらすじはこちら

【読者レビュー】「自分のために読みました」
あんなに絵本を毎日読み聞かせていた子ども達もあっという間に大きくなりました。絵本から遠ざかっていましたが、久々に読みたいと思って手に取りました。子ども達から見つからないように1人でこっそり読んだら、ジーンとしてしまい……。まだ、子育ては終わってない。でもあの幸せな時間はもう帰ってこないなあ、としみじみしました。幸せな時間を思い出させてくれてありがとうございます!(セルバさん 40代・ママ)

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「民主主義」のあるべき姿って? 優しい絵本の中に大切なメッセージがいっぱい

『こどものとうひょうおとなのせんきょ』(作:かこさとし/復刊ドットコム、1760円、小学校低学年から)

>『こどものとうひょうおとなのせんきょ』あらすじはこちら

【読者レビュー】「みんなが幸せになる方法♪」
多数決だと決めるのはあっという間です。けれど、この本にあるように、それではうまくいかないんです。だってやっぱり少数派でもしっかり自分の考えがある。自分の考えがなかったかのように扱われたらやっぱり不満です。諦めて意欲をなくしちゃう子も出てくるかも。
でも実は、民主主義って多数決じゃない。「いいことをみんなできめる」のは簡単ではないけど、みんなが幸せになる。少数派も諦めなくていい。民主主義ってこういうことだよ。多数決じゃなくてもいいんだよ。といまのこどもたちには小さい時から教えてあげたいです。きっと自分にも相手にもみんなにとって「いいこと」を自然と考えられる子になる。自分のために、子どものために、孫のために。今、多数決が普通だと思っているどの世代の方にもおすすめしたい1冊です。(もけこさん 40代・ママ)

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びっくりするほど赤い犬クリフォードと、その飼い主エミリーのゆかいな日常にほっこり

『クリフォード おおきな おおきな あかいいぬ』(作:ノーマン・ブリッドウェル、訳:椎名かおる/あすなろ書房、1320円、小学校低学年から)

>『クリフォード おおきな おおきな あかいいぬ』あらすじはこちら

【読者コメント】「想定外の大きさ!」
クリフォードの大きさ、勝手に主人公くらいかなと思っていたのですが、開いてみてびっくり。まさか本当に表紙と同じようにこんなに大きいとは。
自分の家族(犬)が一番素敵って、みんな持っている気持ちだと思うんです。でも、日本だと何となく謙遜して言えなかったり…。素敵なものを素敵と言えるこのお話が素敵だなと思いました。(じゃすさん 30代・ママ)

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大きな木のなかにある、もりの100かいだてのいえにくらすのは、いったいどんな生きものたち?

『もりの100かいだてのいえ』(作:いわいとしお/偕成社、1320円、3歳から)

>『もりの100かいだてのいえ』あらすじはこちら

【読者コメント】「もりのいえに住んでいるのは?」

100かいだてのいえシリーズの第5弾。今回は、もりのいえが舞台です。10階ごとに、いろんな動物が、いろんな楽器を弾いています。
「次の階には、どんな動物がいるのかな?」「何の楽器を弾いているのかな?」と、たのしく想像しながら、読める絵本です。(yukidalumaさん 30代)

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前作『ふーってして』に続き、またまた想像力のふくらむ絵本の登場

『ぱったんして』(作:松田奈那子/KADOKAWA、1320円、2歳から)

>『ぱったんして』あらすじはこちら

【読者コメント】「遣ってみたくなります!」
絵の具をつけて紙をぱったんと折ると左右対称に色がついてあっというまにアート作品の完成です。そんな色彩遊びが絵本になって素敵にかわいらしく、子どもの好奇心をくすぐってくれます。今すぐにでもやってみたくなるので、寝る前の絵本タイムではなく、日中お母さんにも余裕がある時に読んでみることをおすすめします!(ouchijikanさん 40代・ママ)

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ヘンテコだけど、なんだか気になる、クセになる、子ども心をくすぐる絵本

『ハナペタン』(作:そうまこうへい、絵:安楽雅志/フレーベル館、1485円、3歳から)

>『ハナペタン』あらすじはこちら

【読者コメント】「悪さはいたしません」
ハナペタンは体全体が鼻でできていて、悪いことをした子どもや大人にペタンとくっついて、二度と悪さをしないようにこらしめる存在です。今日は、お風呂から出たのに服を着ないで走り回っている男の子のおしりに、ペタンとくっついてこらしめています。男の子がどんなに頑張ってはがそうとしても、ハナペタンはくっついたままです。
ハナペタンを自分からはがす唯一の方法は、ただ一つ。気持ちを込めて30回、「もう やりません」と誓った後、ティッシュをこよりにしてハナペタンの鼻の穴をこちょこちょとくすぐるのです。
どうですか? 大変でしょう?
だったら悪さをしないこと。そうすればハナペタンにこらしめられることもなく、快適に過ごせますよ。(めむたんさん 40代・ママ)

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ようかいにも夏休みが?! こんな夏休みを満喫したい

『ようかいむらのわくわくなつやすみ』(作・絵:たかいよしかず/国土社、1650円、3歳から)

>『ようかいむらのわくわくなつやすみ』あらすじはこちら

【読者コメント】「夏休みは最高!」

夏真っ盛りの今の時期にピッタリの絵本でした。昨年に引き続き、人間の世界では今年の夏もなかなか思いきり遊ぶ事の出来ない日々が続いていますが、ようかい達が全力で夏を謳歌している様子を見ると「やっぱり、夏って最高だな」と思えました。海水浴、虫取り、スイカ割りに花火。
人間と同じ遊びをしていても、妖怪ならではのハプニングも多々あって笑えます。(miki222さん 40代 ・ママ)

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世界中の子どもたちは文化も伝統も違って、とってもおもしろい

『ようこそみんなの世界へ 世界中の子どもたち、ばんざい!』(作:モイラ・バターフィールド、絵:ハリエット・ライナス、訳:西山 佑・山﨑 伸子/化学同人、2310円、小学校低学年から)

>『ようこそみんなの世界へ 世界中の子どもたち、ばんざい!』あらすじはこちら

【読者コメント】「かわいい絵とシンプルな紹介で、世界に興味が湧く♪」
子どもがとーってもかわいく描かれています。103の国と地域が取り上げられていてとても興味深いです。それぞれのテーマで取り上げられているのは10の地域だったり、20の国や地域だったりして、「あら? あの国ではどうなんだろう?」と一瞬物足りなく感じましたが、思わず興味を持ってしまう。それこそが魅力かなと思いました。
調べればいいんですもんね! おもしろい、身近なテーマですから、小さい頃から世界に触れる入り口としてピッタリです。子どもからおとなまで世界に目を向けるきっかけにおもしろい絵本だと思います。(もけこさん 40代・ママ)

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子ども向けだけど本格的、大人が読んでも楽しめる歴史がよく分かる学習絵本

『ならの大仏さま』(文・絵:加古里子/復刊ドットコム、3080円、4歳から)

>『ならの大仏さま』あらすじはこちら

【読者コメント】「思い出の1冊」
小学生の頃図書室でこの本を読んだときに、あの大きな大仏さまがどうやってできたかを知った時の驚きは、今でも忘れられません。
小学2年生の息子は歴史好きで、私より詳しいくらいなのですが、この本が復刊しているのを知り、うれしくなって息子にプレゼントをしたところ、とってもいい顔をして読み込んでいました。夕食後から寝るまで手放さない日々が続きました。大人が読んでもおもしろく、しっかりていねいに書かれているのに、やさしい文体で子どもも大人も夢中になって読んでしまいます。大学で歴史を学んでいた夫も、息子が寝た後に、じっくり読み込んでいました。我が家の大事な1冊です。復刊してくれてほんとによかったなと思います。(うめちびさん 30代・ママ)

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ちょっぴりスケールの大きなたまごにいちゃんのお話を親子で楽しんで

『まいごのたまごにいちゃん』(作・絵:あきやまただし/鈴木出版、1540円、3歳から)

>『まいごのたまごにいちゃん』あらすじはこちら

【読者コメント】「裏表紙!!!」
シリーズ新刊です。
たまごにいちゃん、迷子になっちゃいます。見知らぬ地にひとりぼっちなんて、大人でも不安になりますから、たまごにいちゃんはどれだけ心細かったか。幸いにも友達と帰り着くことができるわけですが、最後の心境の変化、そして裏表紙! 最後のイラスト! なかなか衝撃的ですね。遂に殻破っちゃった!? 今後の展開が楽しみになります。(lunaさん 30代・ママ)

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みどころは、全長1.0mの観音開きで読める大迫力の図解ページ

『せんろをまもる! ドクターイエロー』(作:鎌田歩/小学館、1430円、小学校低学年から)

>『せんろをまもる! ドクターイエロー』あらすじはこちら

【読者コメント】「乗り物好きの子どもや親におすすめの1冊です!」
乗り物にいつも興味津々の息子(0歳)に読み聞かせたところ、大満足の様子でした。大人の私もドクターイエローや保線車両のことを知るうちに「かっこいい!」と感じるように。ドクターイエロー内の構造は全く知りませんでしたが、横長の観音開きで詳しく書かれていて、とても学びの多い1冊です。
マルチプルタイタンパーや道床交換車など、男の子がワクワクする単語もたくさん入っていて、ドクターイエローたちのキャラクターもとってもいいんです。色合いや絵がきれいなので、今は見ているだけで楽しんでいますが、もう少し言葉の意味がわかってきたらさらに面白さが増す予感。おすすめの絵本です。(かまちゃんママさん 20代・ママ)

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楽しく遊べて、プレゼントにもぴったりの1冊

『とびだすえほん たべるのだあれ?』(作:すぎはらけいたろう/東京書店、1408円、0~2歳)

>『とびだすえほん たべるのだあれ?』あらすじはこちら

【読者コメント】「ねこさんといっしょに『はーい!!』」
チャーミングな動物たちがモリモリといろんなものを食べている姿がとっても楽しい!!  姉妹揃って絵本の中に入っていくんじゃないかというくらい前のめりで見ていました。
助かったのはご飯のとき!離乳食を食べるのに飽きてきて機嫌が悪くなったところで、「おかゆたべるのだあれ?」「はーい!」「○○ちゃん!ぱくぱくもぐもぐおいしいなあ?!」とやると、「それしってる」と言わんばかりににやっと笑って食べてくれました(笑)。
とってもシンプルな内容ですが、ユーモラスでかわいい動物たちが、小さな赤ちゃんにも身近な「たべる」という動作を、とっても楽しんでいる様子に親も子も夢中になれるしかけ絵本です!切り絵テイストもしかけの動きもポップでおしゃれで見応えがあります! 姉妹や兄弟でも一緒に楽しめる絵本だと思います。(あきょうさん 30代・ママ)

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草一本一本まで丁寧に描かれている、あの温かみのある雰囲気のタッチとまた再会

『ちゅーちゅー』(作・絵:宮西達也/鈴木出版、1320円、4歳から)

>『ちゅーちゅー』あらすじはこちら

【読者コメント】「みんなでかんぱい!」

ねずみをしらないねこと、3びきのねずみのおはなしです。
ねこにお昼寝を見つかってしまった3匹は一生懸命かわいい嘘をつきます。「ちゅーちゅーは大好きって意味なんだよ」って。その「ちゅーちゅー」が、ラストに感動を与えてくれます。
読んでいてほろりときます。相手を守りたいという優しさが胸を打つんです。「うそをついてごめんね。」というねずみたちの気持ちもしっかり伝わってきて、憎めません。子どもたちと声に出して読みたい1冊です。(ハッピーカオリンママさん 30代・ママ)

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「かんぱい」は、日々を楽しく過ごすおまじない

『トトのかんぱい』(作:タカハシペチカ、絵:ハすぎはらけいたろう/至光社、1430円、3歳から)

>『トトのかんぱい』あらすじはこちら

【読者コメント】「みんなでかんぱい!」

「かんぱい」が大好きなトト。コップにお母さんの作ってくれたジュースを入れて、出かけます。
最初はありさんとかんぱい!それからそれから…。出会った動物たちと、みんな笑顔でかんぱい!おばけさんたちだって、笑顔でかんぱい!最後はお母さんも一緒に、かんぱーい!
素敵だなあ。かんぱいって、幸せを共有して笑顔が広がっていくんですよね。
きょういちにち げんきにすごせた おいわいに 「かんぱい」

この時期、最後の一文が心にじんわりと広がります。
今日も明日も笑顔でかんぱいができますように!(あさみーこさん・50代)

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