第166回芥川賞(日本文学振興会主催)は砂川文次さんの「ブラックボックス」(群像8月号)に決まった。
候補は5氏の5作品だった。石田夏穂「我が友、スミス」(すばる11月号)▽九段理江「Schoolgirl」(文学界12月号)▽島口大樹「オン・ザ・プラネット」(群像12月号)▽砂川文次「ブラックボックス」(群像8月号)▽乗代雄介「皆のあらばしり」(新潮10月号)。
「旅する練習」で三島由紀夫賞を受賞している乗代さんと砂川さんは三度目の候補。石田、九段、島口の3氏は初候補だった。
「好書好日」掲載の記事から
