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詩人・加島祥造の仕事をふりかえる「加島祥造著作コレクション」(全3巻)刊行

加島祥造著作コレクション(全3巻、コールサック社)

 ロングセラーとなった「求めない」などで知られる詩人、加島祥造(1923~2015)の仕事をふりかえる「加島祥造著作コレクション」(全3巻、コールサック社)が刊行された。アメリカ文学の翻訳で活躍し、老子の思想を翻案した詩が話題を集めるなど、多岐にわたった創作の全体像を見渡す内容だ。

 第1巻には詩誌「荒地」時代の初期作品のほか既刊の詩集、評論などを収録。第2巻は「求めない」を中心に詩劇作品なども収め、第3巻は「タオ 老子」を始めとして老荘思想にかかわる著作をまとめた。コールサック社代表の鈴木比佐雄さんは「日本の文学、思想において重要な仕事をした人。日本語、英語、中国語を柔軟に行き来する稀有(けう)な存在だった」と話す。(編集委員・柏崎歓)=朝日新聞2026年8月12日掲載