実業家の著者は、年の半分を大好きなサーフィンができるハワイで、3カ月を東京で、残りの3カ月は世界各地を旅して過ごしています。
主な仕事のツールはスマートフォン。これ一台でどこにいても仕事ができます。こうした生き方を手に入れるため、著者は自身の価値観に基づいて必要なものとそうでないものを切り分けてきました。本書を読むと、自分らしい生き方は誰にでもできることだと納得できます。各章では、人生を縛る常識、大量生産されたモノ、人脈、仕事、おカネについて、捨てるべきものと大切にすべきものの整理のしかたを説いています。
大切なのは、自分自身で考え、実験を繰り返すこと。自由はすでに手の中にあることに気づかされます。
定価860円+税 青春出版社 03・3203・5121