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江戸後期を舞台にしたロマンあふれる冒険小説【逸冊レビュー9月号/読み返したい本】

「菜の花の沖」 司馬 遼太郎・著 あらすじ

 江戸後期、淡路島の貧しい家に生まれた高田屋嘉兵衛葉、悲惨な境遇から海の男として身を起こし、ついには北辺の蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく。

 沸騰する商品経済を内包しつつもかたくなに国をとざし続ける日本と、南下する大国ロシアとのはざまで数奇な運命を生き抜いた快男児の生涯を雄大な構想で描いた名作!

投稿者 立木教人さん(東京都)

 江戸時代のロマンあふれる冒険小説。主人公高田屋嘉兵衛のたぐいまれな人間的魅力に魅了される。時代の変わり目に果敢に立ち向かう嘉兵衛の姿に純粋に感動を覚える。

谷原店長のコメント

 司馬さんの本はかなり読んだつもりだったのですがこれはまだ読んでませんでした。僕も手に取りたいと思います。