「万事急須」 瓢 森・著 あらすじ
毎日美味しいお茶を飲める幸せ。温かな気持ちが、祖母から孫、母から娘へと伝えられ…。京都でも有数の茶問屋・角嘉の血を受け継ぐ女性三世代の物語。
投稿者 nnnさん(愛知県)
京都宇治の老舗お茶問屋、女三代記。戦前の良い時代から戦中、戦後の厳しい時代を生き抜く。宇治での生活、京都を離れ関東での学生生活、中国残留からの引き揚げ、どの話も素晴らしい。今の日本人が忘れている文化や思想を思い出すだけでなく、戦争の辛さも感じることが出来る良本です。
NHKの朝ドラにも出来ると思う。お茶は人の為に入れるから美味しいのです。
谷原店長のコメント
冬の寒い夜、暖かいお茶を飲みながらほっこりと癒やされたいです。