『ママはかいぞく』カリーヌ・シュリュグ 文、レミ・サイヤール 絵、やまもと ともこ 訳
ぼくのママは かいぞくなんだ。ふねのなまえは〈カニなんてへっちゃら〉ごう。もう なんかげつもまえから ママは たからのしまを めざして、かいぞくなかまと そのふねで たびをしている。たびから かえってくると、ママは いつも とてもつかれているみたい。
勇敢なママ海賊と一緒に闘う子どもたちへ
ぼくのママは海賊。「カニなんてへっちゃら号」に乗って強い仲間とチームをつくり、大きい波や敵に立ち向かう。海に出る時、ママは怖くないのかな……。読んでいるうちに見えてくるのは「病気との闘い」という事実。重く苦しくなりがちなテーマを、明るく、そして現実に沿って描きだします。困難を物語になぞらえて捉えていくという発想そのものが、子どもたちの背中を押していってくれます。
ハートブック・レビューを大募集
この本の①書名、②感想や読み聞かせなどを通じて感じたことを、ハッシュタグ「#ハートブックでつながろう」をつけてツイッターに投稿ください。抽選で32名様に、「ハートブック」(対象書目16冊)の中からお好きな1冊と、「好書好日」オリジナルトートバッグをプレゼントします(2/28締切)。当選者にはDMでご連絡しますので、応募の際に「好書好日」ツイッターアカウント(@BOOK_asahi_com)のフォローをお願いします。みなさまの感想をお待ちしています!
対象書籍や応募に関するご注意事項など詳細はこちら