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絵本ナビユーザーが選んだ人気作品30冊は…?「プラチナブック」(2023年1月選定)

【この記事で紹介する絵本】

【1位】にげたきんぎょは、どこ? 『きんぎょがにげた』

『きんぎょがにげた』(作:五味太郎/福音館書店)

金魚鉢にきんぎょがいっぴき。
……あ、きんぎょがにげた!
いったいどこに逃げたのでしょう。どうやら、お部屋のカーテンの模様に隠れているみたい!? 見つけたと思ったら、また逃げ出したよ。今度は、植木鉢? キャンディーの瓶? 盛り付けたイチゴの上? きんぎょは見つけたそばから、部屋から部屋へ、自由に逃げていきます。それはそれは上手に隠れるのです。ちゃんと見つけられるかな?
そして、最後には……!?

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【編集長のおすすめポイント】

世代を超え、小さな子どもたちから絶大な人気を誇るこの絵本。大好きな探し遊びであるのはもちろんのこと、カラフルなお部屋と愛らしい形をしたきんぎょ、そしてわかりやすい場面転換に引っ張っていってもらいながら、すっかり夢中になってしまうのです。嬉しそうに指をさす様子が目に浮かびますね。

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【2位】不思議な絵と言葉の世界、何度も読んでいるうちに…!『もこ もこもこ』

『もこ もこもこ』(作:谷川俊太郎、絵:元永定正/文研出版)

はじまりは「しーん」と静か。
やがて、「もこ」。地面の一部が盛り上がり。
「もこもこ」、それは大きくなり、隣には「にょき」っと新たにちいさな盛り上がり。
ページをめくるごとに次々に起こる驚きの展開。
それらはどんどん大きく膨れ上がり……そして最後には!?

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【編集長のおすすめポイント】

まったく不思議な絵本です。出てくる言葉は「もこ」「にょき」「ぽろり」と奇妙な擬音ばかり。色や形だって……この絵本を開いて頭にハテナを浮かべながらも、そのまま声に出して読み続けていると、横で赤ちゃんが、子どもたちが喜んでいる。どうやら、知らぬ間にこの絵本の世界に引き込まれて夢中になっているようなのです! 詩人 谷川俊太郎さんと画家 元永定正さんがおりなす異色ながらも傑作と言われるこの絵本。つまり、そのくらい親子に愛読され続けているんです。まだ経験していない方は、ためしに手にとってみてくださいね。

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【3位】絵本をひらけば、またおつきさまに会える幸せ 『おつきさまこんばんは』

『おつきさまこんばんは』(作:林明子/福音館書店)

濃い紺色の夕闇の中で、三角屋根のおうちにあかりがつきます。
屋根の上に1匹、下に1匹のねこのシルエット。
「よるになったよ ほら おそらが くらい くらい」
「おや やねのうえが あかるくなった」
「おつきさまだ」
だんだん姿をあらわす、黄色くかがやくおつきさま。
もう1匹のねこも屋根にかけあがり、2匹の影はおつきさまを見あげます。
「おつきさま こんばんは」

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【編集長のおすすめポイント】

目をふせて屋根の上に顔を半分だした、おつきさまの「いいおかお」といったら。小さな絵本のまんなかに、本当に月がのぼったようです。雲に遮られおつきさまが泣きそうな顔をすれば、子どもも心配そう。雲がいってしまえば、あーよかったとほっとします。子どもは胸をときめかせて、おつきさまをながめ、「こんばんは」をするのでしょう。

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【4位】『しろくまちゃんのほっとけーき』

『しろくまちゃんのほっとけーき』(作:わかやまけん/こぐま社)

まあるくて、大きくて、焼きたてほかほかのほっとけーき。おともだちと一緒に食べるほっとけーき。誕生から40年以上も経つこの絵本には、子どもたちがほっとけーきが大好きな理由がたくさんつまっています。ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ……焼きあがる場面では、音を聞いているだけでツバが出てきちゃいそうですよね。

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【5位】『だるまさんが』

『だるまさんが』(作:かがくいひろし/ブロンズ新社)

「だ・る・ま・さ・ん・が」「どてっ」。ページをめくれば、そのまあるい体が……ころんじゃった!! 今度は「ぷしゅーっ」。あれ、ぺっちゃんこになった!? 0歳の赤ちゃんから大人まで笑ってしまうと、発売以来ずっと多くの読者を喜ばせ続けているこの絵本。見ているだけでも楽しいけれど、呼びかけるような言葉のリズムが独特な「間」を生み、誰が読んだって笑っちゃうのです。

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【6位】『ねないこだれだ』

『ねないこだれだ』(作・絵:せなけいこ/福音館書店)

時計が9時を指して鳴ります。ボン、ボン、ボン…。
「こんな じかんに おきてるのは だれだ?」
ふくろうにみみずく、どらねこ、それともどろぼう? いえ、いえ、夜中に起きているのは……おばけ! あれあれ、こんな時間に起きている女の子がいましたよ。夜中はおばけの時間のはず、いったいどうなっちゃうのでしょう?

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【7位】『くっついた』

『くっついた』(作:三浦太郎/こぐま社)

きんぎょさんと きんぎょさんが……「くっついた」。あひるさんも、ぞうさんも、おさるさんだって。くちばしや、お鼻、おててを近づけて…「くっついた」! このシンプルなくり返しを見ているだけで、こんなにも幸せな気持ちになってしまうのはどうしてなのでしょう。きっと、くっつく喜びを赤ちゃんも家族もみんな知っているからでしょうね。

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【8位】『じゃあじゃあびりびり』

『じゃあじゃあびりびり』(作:まついのりこ/偕成社)

赤ちゃんの「最初の本」として大人気!「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「いぬ わん わん わん わん」「みず じゃあ じゃあ じゃあ」「かみ びり びり びり びり びり びり」
真っ赤でコンパクトなサイズに、たくさんの“音”が詰まっています。赤ちゃんがかじっても放り投げても安心の厚紙絵本。ママやパパの声でくりかえし読んでもらえる喜びを味わうことのできる絵本です。

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【9位】『からすのパンやさん』

『からすのパンやさん』(作:かこさとし/偕成社)

いずみがもりの木の上にあるお店「からすのパンやさん」に四羽のあかちゃんが生まれました。オモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃん。お父さんとお母さんは、優しく大事に育てました。でも、彼らのおうちはパンやさん。とにかく忙しいのです。そのうち。一家総出で作ったのは、変わった形のパンばかり。かにパン、うさぎパン、パンダパンにはじまり、バイオリンパン、テレビパン、じどうしゃパンまで、何と80種類以上!香ばしいにおいが森いっぱいに広がり、パンやさんは…大フィーバーです!!

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【10位】『おおきなかぶ ロシアの昔話』

『おおきなかぶ ロシアの昔話』(再話:A・トルストイ、訳:内田莉莎子、画:佐藤 忠良/福音館書店)

おじいさんがかぶを植えると、それはそれは立派なかぶが育ちます。おじいさんはおばあさんを呼んできて、一緒に抜こうとします。
「うんとこしょ どっこいしょ」
ところが、かぶは抜けません。
今度は、おばあさんが孫を呼んできて、三人で一緒に抜こうとします。
「うんとこしょ どっこいしょ」
ところが、かぶは抜けません。
そこで、孫は犬を呼び、犬は猫を呼び、とうとうねずみを呼んできますが……。

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【11位~20位の作品は? 】

【11位】『がたん ごとん がたん ごとん』(作:安西水丸/福音館書店)

「がたん ごとん がたん ごとん」「のせてくださーい」。 走るきしゃにのせてもらうのは、赤ちゃんの身の回りのものばかり。はじめてののりもの絵本。

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【12位】『ぐりとぐら』(作:中川李枝子、絵:大村百合子/福音館書店)

仲良しのぐりとぐらが、この世で一番好きなのは、お料理すること、食べること。今日も大きなかごを持って、森の奥へ出かけます。

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【13位】『わたしのワンピース』(作:にしまきかやこ/こぐま社)

「ラララン ロロロン わたしににあうかしら」 お花畑をとおればまっしろなワンピースが花もようへ、雨がふってくればみずたまもようへ。まるで夢のような「わたしのワンピース」!

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【14位】『いないいないばあ』( 作:松谷みよ子、絵:瀬川康男/童心社)

いない、いない、ばあ。にゃあにゃが、くまちゃんが、ほらね、いない、いない……。語りかけて一緒に楽しむことで、大人もあかちゃんも笑顔に。親子に支持され続けるロングセラー赤ちゃん絵本。

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【15位】『こんとあき』(作:林明子/福音館書店)

こんは、おばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。ある日なかよしのあきとふたりで、おばあちゃんに会いに行くことにします。だけど、そこではハラハラするような出来事が次から次へと起き……。

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【16位】『どうぞのいす』(作:香山美子、絵:柿本幸造/ひさかたチャイルド)

うさぎさんが作った椅子をめぐって次々に繰り広げられるとりかえっこ。どうぞ」にこめられたやさしさが、ユニークなお話を通して伝わってきます。

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【17位】『くだもの』(作:平山和子/福音館書店)

すいか、もも、ぶどう、なし、りんごなど、日常子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描き、思わず手がのびてしまうと人気の赤ちゃん絵本。

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【18位】『どんどこ ももんちゃん』(作:とよたかずひこ/童心社)

ももんちゃんが、どんどこどんどこ走っていきます。川を渡って山を登って、どんどこどんどこ。「うちの子に似てる!」と言いたくなる、たくましく愛らしい赤ちゃんももんちゃんが大人気。

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【19位】『ボードブック はらぺこあおむし』(作:エリック・カール、訳:もりひさし/偕成社)

エリック・カールの代表作品のボードブック版。ページにあいた穴は、赤ちゃんの小さな手にもぴったり。絵本に親しむきっかけにもなっています。

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【20位】『ごぶごぶ ごぼごぼ』(作:駒形克己/福音館書店)

「ぷーん」「ぷくぷくぷく」「ぷぷぷ」などの音の響きやリズムの楽しさを、色あざやかなオレンジ、赤、青などの丸の動きで赤ちゃんの興味をひきつけます。

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【21位~30位の作品は?】

【21位】『よるくま』

【22位】『パパ、お月さまとって!』

【23位】『ぴょーん』

【24位】『ぞうくんのさんぽ』

【25位】『うたえほん』

【26位】『てぶくろ』

【27位】『おやすみなさい おつきさま』

【28位】『せんろはつづく』

【29位】『ぐるんぱのようちえん』

【30位】『おたすけこびと』

いかがでしたでしょうか。絵本ナビの作品ページには、たくさんの「読者の声」も掲載されています。まだ読んだことのない作品があれば、是非チェックしてみてくださいね!
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