「ルビンの壺が割れた」 宿野 かほる・著 あらすじ
この小説は、あなたの想像を超える。結末は、絶対に誰にも言わないでください。「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」――送信した相手は、かつての恋人。SNSでの邂逅から始まったぎこちないやりとりは、徐々に変容を見せ始め……。
ジェットコースターのように先の読めない展開、その先に待ち受ける驚愕のラスト。前代未聞の面白さで話題沸騰、覆面作家によるデビュー作!(「honto」より引用)
投稿者・○○さん(神奈川県)
かつての恋人から届いた、一通の手紙。それから、二人の文通が始まった。思い出を懐かしみ、近況を尋ね合う平凡な文通は、やがて、おぞましい過去を暴いていくーー。
読み進めるにつれて募っていく、得体の知れない違和感と、恐怖。そして、最後の一行を読んだ瞬間の、心臓が凍り付くような衝撃。本を読んで総毛立ったのは初めてだった。
谷原店長のコメント
この書評を読んで僕も興味がわきました。結末も気になりますが、覆面小説家の正体は誰なのか。そして書評を書いたのは誰なのか…!