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「のだめカンタービレ」のだめは自分と似てるところが多い BMX選手・榊原爽さん(中編)

文:福アニー、写真:有村蓮

ドラマから漫画に辿り着いた

――今回、クラシック音楽漫画『のだめカンタービレ』をチョイスされました。出会いについて教えてください。

 日本人の友達がオーストラリアに遊びに来た時に、『のだめカンタービレ』のドラマ版DVDを持ってきてくれて、それで初めて知りました。そのとき私はピアノを習っていたので、すごい興味が湧いたんです。何回か見てたんですけど、その2年後くらいにお母さんが「のだめってもともとは漫画なんだよ」って教えてくれて。お母さんが日本に行った時に全巻買って来てくれて、読み始めました。十代前半の頃に一気に読みましたね。

――ピアノを習っていたんですね!

 お母さんがピアノうまくて、日本にいる間にキーボードで遊んでいたので、オーストラリアに引っ越してから真面目に習ってみようと思って始めました。3年間続けましたね。すごい楽しかったんですけど、だんだんBMXや学校のほうに興味・集中が向いていって、最後のほうは全然練習しなくなって週1のレッスンだけ行ってた感じです。

――ドラマを観た時と漫画を読んだ時、それぞれの感想は?

 漫画を読み始めた時に、ドラマとまったく同じだったからびっくりしましたし、そのおかげでイメージをつかむのが楽でした。いまこうやって漫画を見ると、ふりがなを、ふってない漢字がいっぱいありますよね。ほとんど読めますけど、難しくなっていくと絵を見て理解していましたね。

――『のだめカンタービレ』は、のだめをはじめ個性的でパンチの効いた登場人物がたくさん出てきます。なかでもお気に入りのキャラは?

 やっぱりのだめです。自分と似てるところが多いんですよね、部屋が汚いところとか(笑)それでいっつも兄の魁やお母さんに「のだめだね」って言われるんですよ。あと、のだめは遅刻したりご飯をちゃんと食べなかったりもして。そこまではないんですけど、周りをヒヤヒヤさせてしまうところは同じかもしれないです。でも彼女、ピアノは真面目にやってて。私もBMXに対しては本気なので、そういうところも似てるかなと。

©二ノ宮知子/講談社

――なるほど(笑)ほかにも好きなシーンやセリフはありますか?

 やっぱり一巻が一番面白いと思いますね。のだめと千秋先輩の出会い方とか、実は家が隣だったとか。初めのうちは、のだめが千秋先輩をすごい好きになって追いかけるけど、最終的には千秋先輩ものだめのことを好きになって。それがコメディタッチで描かれるのがすごいよかったです。

日本の漫画は絵が綺麗で面白い

――ほかに漫画や本はよく読みますか?

『SLAM DUNK』も好きですね。あと小さい頃は『クレヨンしんちゃん』とか『あたしンち』とかも。お母さんも結構漫画を読むので、家に全巻揃ってました。『SLAM DUNK』はキャプテンのゴリが好きです。ゴリっていうあだ名が面白いと思ったし、髪型が魁と似てたので魁のことや、マッチョな人を指して「ゴリ」って呼んでました(笑)

――それこそ日本だと『SLAM DUNK』や『ドラゴンボール』、『美少女戦士セーラームーン』に『ドラえもん』など国民的漫画が多くありますが、オーストラリアの漫画事情は?

 あんまり面白くないから、そんなに読んだことないです(笑)オーストラリアのコミックブックは日本のとちょっと違う。(『のだめカンタービレ』をめくりながら)こっちのほうが絵が綺麗だし、面白いなと思います。

――最後に、どんなときに漫画を読みたくなりますか?

 暇な時ですね。でも最近はあとで読もうと、しまっておいてそこに漫画があるのを忘れちゃうことが多いんですよ。だからあんまり読んでないんですけど、今日『のだめカンタービレ』の話をして、また読みたいと思いましたね。

>榊原兄妹が競技生活について語る後編はコチラ
>兄の榊原魁さんが『MAJOR』について語る前編はコチラ