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ワクワク 憧れの人が先生 オーサー・ビジット2020希望校募集

2019年の池上彰さんの授業=静岡県・伝法小学校、御堂義乗氏撮影

授業に来てね 思いを色紙に 通常版とベルマーク版

 オーサー・ビジットの対象は小学校から高校までです。各オーサーが1校を選び、学校と相談の上、10月~来年1月の授業のある日に訪問します。授業は2時限程度。その模様は朝日新聞やウェブサイト「好書好日」などで紹介します。

 来てほしいオーサーが決まったら、色紙(市販サイズ、約25センチ四方)に、オーサーに聞きたい話やメッセージ、学校の自慢など、自由にみんなで寄せ書きして送ってください(色紙は返却できません)。文字だけでも、イラストや写真などを使っても構いません。届いた色紙をオーサーが読み、訪問校を選びます。

 通常版(朝日新聞社主催・出版文化産業振興財団〈JPIC〉協力)とベルマーク版(朝日新聞社・ベルマーク教育助成財団共催、日教販協力)の2種類の授業があります。
 通常版は、学級、クラブ、委員会、有志など40人程度までのグループで申し込んでください。同一校から複数の応募もできます。学校負担の費用はありません。

 ベルマーク版(尾木、宮西、山崎の3氏)の授業は、ベルマーク運動の参加校が対象です。みんなで集めたベルマーク預金を使って、学校や学年単位でも応募できます。PTAの参観もできます。

通常版

■池上彰さん ジャーナリスト
 いけがみ・あきら 1950年長野県生まれ。NHK記者出身。世界各地を取材し、幅広いメディアで活躍。名城大学教授、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院特命教授など9大学に籍を置く。『伝える力』(PHPビジネス新書)、『そうだったのか!現代史』(集英社文庫)、『世界から戦争がなくならない本当の理由』(祥伝社新書)など。「新学期がなかなか始まらない中で不安な人もいるでしょう。こんなときだからこそ、ちょっと立ち止まって考えてみる。そんな授業ができればいいなあと思っています」(池上さん)

■今村翔吾さん 作家
 いまむら・しょうご 1984年京都府生まれ。2017年、『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』(祥伝社文庫)でデビュー。「羽州ぼろ鳶組」や「くらまし屋稼業」のシリーズ(ハルキ文庫)で大人気を博す。直木賞候補となった『童の神』(角川春樹事務所)は漫画化も。『八本目の槍』(新潮社)で吉川英治文学新人賞を受賞。松永久秀を描いた『じんかん』(講談社)を近日刊行。「人生を何度も送れる。そんなことが出来たらすごくないですか? 本にはその可能性があることをみなさんに伝えたいですね」(今村さん)

■宮下奈都さん 作家
 みやした・なつ 1967年福井県生まれ。2004年、「静かな雨」で文学界新人賞佳作入選。07年、『スコーレNo.4』(光文社)で単行本デビュー。ピアノ調律師の成長を描いた『羊と鋼の森』は16年の本屋大賞に選ばれ、映画化でも話題を呼んだ。小説『太陽のパスタ、豆のスープ』(集英社)や『誰かが足りない』(双葉社)などのほか、エッセー集『とりあえずウミガメのスープを仕込もう。』(扶桑社)も。「人生に大事なもの、物語に大事なものってなんだろう? 一緒に考えていきたいです」(宮下さん)

過去に寄せられた色紙の一部

ベルマーク版

■尾木直樹さん 教育評論家
 おぎ・なおき 1947年滋賀県生まれ。中学、高校の国語教師を22年間務めた後、大学教育にも20年以上携わる。法政大学名誉教授。臨床教育研究所「虹」所長として、いじめや子育てなどの問題について現場に根ざした調査・研究、評論を展開。「尾木ママ」の愛称でテレビやラジオでも活躍中。『学習まんが小学生日記 尾木ママと考える!ぼくらの新道徳1 いじめのこと』など著書多数。「大人の誰もが経験したことのない全世界が苦闘するコロナ時代を生き抜く力とは何か。一緒に語り合おう!」(尾木さん)

■宮西達也さん 絵本作家
 みやにし・たつや 1956年静岡県生まれ。『きょうはなんてうんがいいんだろう』で講談社出版文化賞絵本賞、『ふしぎなキャンディーやさん』で日本絵本賞読者賞。『おまえ うまそうだな』は劇場アニメ化も。2015~16年には全国8カ所で作品展「宮西達也 ワンダーランド展」(朝日新聞社など主催)を開催。『おとうさんはウルトラマン』など作品多数。「今、世界中が大変です。手洗い、マスクをして頑張りましょう。そしてみんなでコロナをやっつけてしまうような恐竜を作ってみましょう」(宮西さん)

■山崎聡一郎さん 教育研究者
 やまさき・そういちろう 1993年東京都生まれ。合同会社Art&Arts社長、慶応義塾大学SFC研究所所員。法教育、いじめ問題を専門に研究活動を行う。大学3年生時に大学から研究奨励金を受給して制作した『こども六法』を5年の歳月をかけて2019年に弘文堂より出版。第54回新風賞受賞。写真家、ミュージカル俳優としての顔も持ち、劇団四季「ノートルダムの鐘」などに出演。「自由とは何か、考えたことはありますか? 大人も意外と理解していない自由の意味を一緒に考えてみましょう!」(山崎さん)

応募はこちらへ

【通常版】色紙の裏に下記の項目を明記して下さい。
①希望するオーサー名 ②学校名、郵便番号・所在地・電話・ファクス番号・メールアドレス、校長名、全校の児童・生徒数 ③応募する学級・学年などの名称、男女別の児童・生徒数 ④担当教諭・担当者の名前、メールアドレス ⑤訪問希望日時(第3希望まで)

【ベルマーク版】色紙の裏に、通常版の①~⑤と、7けたのPTA番号を書いて下さい。応募は無料ですが、訪問決定後にベルマーク預金から3万円(消費税別、書籍代込み)を支払っていただきます。

◆申込先 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2の2の30共同ビル神保町4F JPIC内「オーサー・ビジット係」
◆締め切り 7月28日(火)必着
◆連絡 選ばれた学校の担当の方に、8月下旬ごろまでに連絡します。訪問実施に向けて、授業内容のほか、会場における人と人との距離など安全対策についてもご相談します。
◆問い合わせ先 オーサー・ビジット事務局(ファクス03-5211-7285、Eメール author@jpic.or.jp) ※ベルマーク版に関する事項はベルマーク教育助成財団(電話03-5148-7255(平日9~17時)、ファクス03-5148-7256、Eメール toiawase@bellmark.or.jp)
◆昨年度の授業例 朝日新聞の本の情報サイト「好書好日」(https://book.asahi.com/series/11014714)で、昨年実施されたビジットの模様を紹介しています。
◆応募用紙 応募用紙付きのチラシも「好書好日」からダウンロードできます。

>必要事項を書き込む応募用紙(PDF)はこちらからダウンロードできます。