バイオリニストの宮本笑里さんオススメの4冊 子どもたちへ
幼少期から本に触れることで表現力や読解力、コミュニケーション面で得られるものは大変多く、一生の宝物になるはず。紙のページをめくる楽しみを大切にしてもらえたらうれしいです。素晴らしい本を守り、伝え続けられたら素敵なことだと思います。
タニヤ・シュテーブナー著 駒形絵/中村智子訳 Gakken 968円
娘の将来の夢は絵本作家になること。このシリーズは彼女の夢の契機となった作品でもあります。以前は動画を見ることが好きでしたが、本を読むことの楽しさを教えてくれたのはリリアーネの存在が大きい。
ささきあり著 秋山宏次郎監修 西東社 1760円
絵や文字の大きさもわかりやすく、大人も一緒に知識のすり合わせができます。近所でフードドライブの取扱店を探して協力するなど、自分たちができることを意識して行動する機会も格段に増えました。
渡部潤一著・監 出雲晶子著/牛山俊男写真 小学館 1430円
小学3年生の頃から星空にときめくようになり、夢中で望遠鏡をのぞき込む機会が増え、星座の話もしてくれます。東京ではオリオン座が見つけやすいですが、各地で星空観察をしたいという娘の大切な一冊。
五味太郎作・絵 岩崎書店 1320円
絵と文による丁寧な説明とユーモアあふれる表現が楽しく、勉強が苦手でも思わず笑顔になる子どもたちも多いのでは。読むと自然とことわざが身につくので、娘も普段の会話の中で使う機会が増えました。
=朝日新聞2026年7月9日掲載