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江戸グルメもたまらん!池波ワールドは食も見逃せない【逸冊レビュー10月号/お腹がへる本】

「剣客商売」 池波 正太郎・著 あらすじ

 勝ち残り生き残るたびに、人の恨みを背負わねばならぬ。それが剣客の宿命なのだ。
剣術ひとすじに生きる白髪頭の粋な小男・秋山小兵衛と浅黒く巌のように逞しい息子・大治郎の名コンビが、剣に命を賭けて、江戸の悪事を叩き斬る。田沼意次の権勢はなやかなりし江戸中期を舞台に剣客父子の縦横の活躍を描く、吉川英治文学賞受賞の好評シリーズ第一作。全7編収録

投稿者 桃太郎さん(兵庫県)

 池波正太郎 描く剣豪 秋山小平衛が市井の人となって暮らしながらいろいろな事件に遭遇する時代劇シリーズであるがその合間に書かれる江戸の料理がたまらなく食欲をそそる。  
ほとんどが簡単なものだがなぜか懐かしい味わいを思い起こさせるものが多くて秋の夜長にこのシリーズを読んでいると無性に作ってみたくなる。

谷原店長のコメント

 池波さんの描写する食べ物は本当に美味しそうです。僕も何度か池波さんが通われていた鰻屋さんや鳥すき屋さん、お蕎麦屋さんに行きました…最高でした!