ドイツ人禅僧・ネルケ 無方さんと曹洞宗国際センター所長などを務めた藤田一照さん、哲学者の永井均さんが語りあうトークイベント「仏教と哲学のあいだで考えたこと」(春秋社主催)が12月19日に東京・築地の朝日新聞東京本社読者ホールで開かれます。
「これまでの仏教」から学びつつも「これからの仏教」を大胆に構想していく仏教のバージョンアップ〈仏教3.0〉を『アップデートする仏教』(幻冬舎新書)で提唱した一人である藤田さんと、その意味を『〈仏教3.0〉を哲学する』(春秋社)などで哲学的に深めた永井さんが、〈仏教3.0〉の流れにつらなる『人生というクソゲーを変えるための仏教』、『人生というクソゲーを変えるための哲学と坐禅』(いずれも春秋社、2025年)を刊行したネルケさんと語りあいます。
藤田さんはネルケさんと同じ安泰寺出身の先輩禅僧で、永井さんの哲学と瞑想論についてはネルケさんが書籍中で論じています。3人の語り合いは、書籍の内容をさらに深めてくれそうです。
12月19日18時半開演。参加費1500円(税込み)。
申し込みはこちら。
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・仏教のアップデートは「怒り」から始まる ドイツ生まれの禅僧・ネルケ無方さん寄稿(前編)
・仏教のアップデートは「怒り」から始まる ドイツ生まれの禅僧・ネルケ無方さん寄稿(後編)
・今、ホットな仏教 〈仏教3.0〉の思いがけない展開(上)
・二重に私であること 〈仏教3.0〉の思いがけない展開(下)
・永井均の哲学は何が面白いのか