毎日の料理に疲れ果て、「献立も考えられない」、「包丁を握るのもいや」と思ったことはありませんか。
そんな気持ちを軽くしてくれるのが本書です。カフェと料理教室を営みながらも、「料理が嫌い」で「料理を苦痛に感じることがある」と自認する著者からのアドバイスは、料理からいったん離れること。家族に迷惑をかけず、つくる人の負担を軽くする方法を、疲れた気持ちに寄り添って紹介します。
それでもつくらなければならないなら、著者が考案したレシピを試してみましょう。どれも簡単にできて食べる人に喜ばれ、しかも使い回しができるメニュー。少しのアレンジで、おもてなしにも使えます。キッチンに立つのが楽しみになりそうです。
定価1200円+税 自由国民社 03・6233・0781