「あの小説をたべたい」は、小説に登場するごはんやおやつを再現してみる動画コンテンツ。「どんな味だろう?」「こんな料理かな?」と想像をふくらませて、好書好日流のレシピで紹介します。“読む”だけでなく、ぜひ“作って食べて”物語の世界を味わってみてください。読んでから食べるか、食べてから読むかは、あなた次第です!
好書好日流「レモンシロップのソーダ水」の作り方
<材料>
【レモン蜂蜜シロップ600ml】
- レモン(国産) 4個
- 蜂蜜 レモンの半量(約150g)
- 砂糖 レモンの半量(約150g)
************ - フルーツゼリー 適量
- 炭酸水 適量
<作り方>
- レモンは皮をよく洗い、3㎜幅の輪切りにする。
- 煮沸消毒したビンにレモンと砂糖を交互に入れ、上から蜂蜜を注ぐ。
- 2のビンは冷暗所で1日置き、砂糖を溶かす。
- 冷凍庫でゼリーを凍らせる。
- グラスに4の凍らせたゼリーを入れ、レモンシロップ大さじ2と適量の炭酸水を注ぐ。
寺地はるな『今日のハチミツ、あしたの私』ってどんな作品?
中学生の頃、いじめにあっていた碧(みどり)は、ある日、見知らぬ女性に小さな蜂蜜の瓶をもらいます。それから月日が流れ、30歳になった碧は、ひょんなことから恋人の故郷で蜂蜜園の手伝いを始めることに。そこで、養蜂家の黒江とその娘の朝花、スナックのママをしている、あざみさんなど、さまざまな人と出会い、自分の将来を見つけていきます。
ハチミツを使った「レモンシロップのソーダ水」は、スナック「あざみ」の改装に伴い、「何か特徴のあるメニューを」という碧の提案であざみさんが考案したメニュー。氷の代わりに、カラフルなゼリーを凍らせた、見た目もかわいいドリンクです。
<好書好日の記事から>
・【食いしんぼん】#17 未来につながる ひと匙の蜂蜜 寺地はるなさん「今日のハチミツ、あしたの私」