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印度カリー子さん、スパイスカレー伝道師になるほどハマった魅力 「5年で日本の家庭料理に定着する!」
基本のチキンカレー
材料(2人分)
・玉ねぎ 1個
・トマト 1個
・にんにく 1かけ
・しょうが 1かけ
・鶏もも肉 200g
・ターメリック 小さじ1
・クミン 小さじ1
・コリアンダー 小さじ1
・塩 小さじ1
・サラダ油 大さじ1
・ヨーグルト 100g
・水 100ml
下準備
玉ねぎはみじん切り、トマトはざく切り、にんにく、しょうがは細かく刻む。とりもも肉は食べやすい一口大に切っておく。
作り方
1. フライパンにサラダ油をひき、強火で玉ねぎ、にんにく、しょうがを約10分炒める。玉ねぎがこげ茶色になるのが目安。
2. トマトを入れ、木べらで実をつぶしてペースト状にしながら約2分炒める。
3. 弱火にして、ターメリック、クミン、コリアンダー、塩をそれぞれ小さじ1ずつ入れて約1分炒める。
4. 中火にして、鶏もも肉と水を入れる。
5. ベースとなるヨーグルトを入れてよく混ぜ、沸騰したら弱火に。蓋をして約10分煮込む。最後に塩で味をととのえて完成!
出典:『私でもスパイスカレー作れました!』(サンクチュアリ出版)
カリー子さんひとこと
私がスパイスカレーでやった大きなこととしては、使うスパイスがターメリック、クミン、コリアンダーの3種類だけで、しかも1:1:1の分量でいいという基本のレシピを作ったことだと思っています。
実は本場のスパイスカレーは、一般的にはターメリックが少なかったり、コリアンダーが多かったりするんです。そこで1:1:1の分量でおいしくなるレシピを考え抜いてできたのが『私でもスパイスカレー作れました!』(サンクチュアリ出版)でした。
この本は他のレシピ本と数字の使い方が全く違います。やっぱり、人は覚えられることを、すなわち簡単だと認識するんですよね。覚えられるようにするためには、数字を複数種類使わないことがすごく重要なんです。そんな最初のステップ、そしてアレンジの基礎となるような一本の筋道を作るようにしました。
(構成:岩本恵美)
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