山口祐加さん「私の一品」 「家に帰れば豚汁がある」安心感たっぷりの自炊の味方
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自炊料理家・山口祐加さんインタビュー 「食べられる」だけで十分、レシピを手放して見つける自炊の自由さ
材料(6~7人分)
・だいこん 1/3本程度(約400g)
・にんじん 1本
・ごぼう 1/2本
・里芋 10個
・豚バラ肉(薄切り) 200~250g
・油揚げ1枚
・昆布1枚(10cm×10cm程度)
・油 大さじ1/2
・味噌 130g
作り方
出典:『自炊の風景』(NHK出版)
豚汁は私の自炊を代表する一品です。豚汁さえ作っておけば、「家に帰ったら豚汁を食べればいい」という、思考ゼロで食卓にたどり着ける楽さ、そういう安心感こそが“自炊”という感じがします。夜、一日の終わりに、具沢山のあたたかい汁物を食べると安心するんですよね。私は豚汁があれば、ご飯がなくてもいいくらいです。
我が家の豚汁は、里芋とごぼうを必ず入れて作るようにしています。私のなかではどちらも豚汁には欠かせない具材で、入れずに豚汁を作るとやっぱり入れればよかったなと毎回思ってしまうほど。あと、豚肉は豚バラがおすすめです。
じゃがいもを入れる人もいれば、油揚げやこんにゃくを入れる人もいて、作る人によって入れる具材が全然違うのが豚汁の面白いところですよね。この間、義理の母に豚汁のレシピを聞いてみたら、ねぎ、にんじん、しょうがをみじん切りにして、ごま油と豆板醤で香りを出す中華風で、そこに野菜や塩と片栗粉をふった肉を入れて炒めているそうで、作ってみたらそれもまたジャンクな味の“ゴロゴロがっつり豚汁”で面白かったです。なので、我が家の豚汁レシピはあくまで参考程度に、自分の好きな具材で、自分だけの豚汁を作ってみるのが楽しいと思います。(構成:岩本恵美)