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「好書好日」読まれた記事トップ5(2021年10月)

1. 上野千鶴子が読む「月夜の森の梟」 わたしにはわからない、と思っていたが

え・横山智子

 作家の小池真理子さんが、亡き夫で作家の藤田宜永さんとの日々をつづった大反響のエッセイ「月夜の森の梟」。好書好日ではエッセイの一部や読者、著名人の反響を紹介しています。社会学者の上野千鶴子さんと、書評家の池上冬樹さんが感想をつづった回が人気でした。読者からの反響もたくさん届いています。

連載「『月夜の森の梟』を読む」をまとめ読み

2. 「村上春樹ライブラリー」がオープン ラウンジやカフェで本も読める「早稲田大学国際文学館」に行ってみた

村上春樹ライブラリーの象徴的な場所の一つである「階段本棚」=斎藤大輔撮影

 10月1日に開館した「早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)」。村上春樹さん所蔵の膨大な小説、エッセイやレコードコレクションなどが並ぶ館内を、内覧会と記者会見で取材し、豊富な写真で紹介したリポートが、息の長いヒット記事となりました。

3. 「妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ」橋迫瑞穂さんインタビュー 本人にしかわからない切実さに目を向けて

本屋イベントに登壇する橋迫瑞穂さん(野本ゆかこ撮影)

 妊娠や出産に臨む女性たちに向けた「スピリチュアル」関連書籍とそれらに対する批判の分析から、現代の女性たちが直面している困難を浮き彫りにし、注目を浴びたこの本。著者の社会学者・橋迫瑞穂さんのインタビューにも注目が集まりました。

4. BL担当書店員が選ぶ「イケオジが素敵なおじさんBL」

 11月3日は「いいおっさんの日」ということで、人気連載「BLことはじめ」のテーマは「おじさんBL」。連載を執筆する井上將利さん、原周平さんに、「推しイケオジ」が登場する作品を選んでもらいました。

連載「BLことはじめ」をまとめ読み

5. 益田ミリさん原作のドラマ「僕の姉ちゃん」出演の杉野遥亮さんインタビュー 理想のきょうだい関係は

杉野遥亮さん

 年の離れた姉弟のユーモラスな会話劇が繰り広げられる、益田ミリさんの『僕の姉ちゃん』(マガジンハウス刊)が実写ドラマ化され、Amazon prime videoで全話配信されました。姉のちはるから鋭いツッコミを入れられる弟・順平を演じる杉野遥亮さんへのインタビューです。

6~10位は以下の通り

6. 宮崎徹さん「猫が30歳まで生きる日」インタビュー 〈治せない病気〉を治したい

7. 小川公代さん「ケアの倫理とエンパワメント」インタビュー ケアで読み解く文学、そして女性の「檻からの解放」

8. 映画「そして、バトンは渡された」永野芽郁さん、田中圭さんインタビュー 血のつながらない親子、未来の楽しみが2倍に

9. 小泉今日子さん、本がテーマのPodcast「ホントのコイズミさん」で糸井重里さんと語った「本のこれから」

10. くどうみやこさんが教える「子どものいない女性の生き方」 いろんなライフコースがあることを知って