【三島賞】宇佐見りん『かか』(河出書房新社)
『かか』は、父との離婚を機に心を病んだ母と、それを受け入れきれない19歳の長女の愛憎を描いた。宇佐見さんはデビュー作で最年少受賞となった。
【山本賞】早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮社)
『ザ・ロイヤルファミリー』は、馬主として競馬にすべてを託し、夢を追い続ける社長とその息子たちの姿を、傍らで支え続けたマネジャーの丁寧な語りで描いた。
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・河﨑秋子『土に贖う』(集英社)
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・千葉雅也『デッドライン』(新潮社)
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・崔実『pray human』(「群像」2020年3月号)
・高山羽根子『首里の馬』(「新潮」2020年3月号)
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・寺地はるな『夜が暗いとはかぎらない』(ポプラ社)
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・赤松利市『ボダ子』(新潮社)
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・宇佐美まこと『展望塔のラプンツェル』(光文社)
・柚月裕子『暴虎の牙』(角川書店)
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