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「好書好日」2018年の読まれた記事トップテンを公開!

 2018年6月13日にオープンしたブックサイト「好書好日」。本との思いがけない出会いが訪れるように、さまざまなテーマの記事をつくってきました。この半年で読まれた記事ベストテンを紹介します。

1:「エヴァ」でも注目、「死海文書」に世界はなぜ驚かされるのか? 日本語版刊行開始

 アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で興味を持った人も多い「死海文書」。死海のほとりの洞くつ群から発見されて約70年、解読作業の遅れからオカルト的な興味の対象になったり、真偽そのものを疑う声も上がったりしていましたが、ようやく現存する文書の公刊がほぼ終わりました。日本でも全12冊の刊行が始まったのを機に、編集を担当したぷねうま舎の社長・中川和夫さんに「死海文書とは何か」から解説してもらっています。

>中川和夫さんのインタビューはこちら

2:食もセックスも腹八分目がいい 壇蜜さん、映画「食べる女」に出演

 8人の女性それぞれの食と性にまつわるエピソードを描いた映画「食べる女」。原作は「ひとはおいしい食事をすると、体が元気になる。いとしいセックスをすると、心がやさしくなる」という書き出しで始まる筒井ともみさんの同名小説です。出演した壇蜜さんに、「食とセックス」の関係性について聞きました。

>壇蜜さんのインタビューはこちら

3:日本のロック熱は女子の“好き”エネルギーが作ってきた 映画「ボヘミアン・ラプソディ」公開を機に振り返る

 イギリスのロックバンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーに焦点を当てた話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」。今でこそクイーンはスーパースターですが、1973年のデビュー当時は本国では全く人気がなく、「グラムロックの残りカス」と酷評されていたそうです。そんなクイーンを最初に注目し、人気を獲得したのは、実はここ日本。火付け役となった音楽雑誌の女性記者の活躍をたどります。

>日本のロック史を女性の情熱でたどる記事はこちら

4:「夫のちんぽが入らない」書評 入ってこないすべての女性へ

 声に出しづらい衝撃的なタイトルで話題となった通称「おとちん」ですが、性器の不一致に悩む夫婦の物語はたくさんの共感を呼び、累計21万部を突破しました。マンガ化、文庫化に加え、2019年には実写ドラマ化が決まっています。月間PV約100万の人気ブログ「ハッピーエンドを前提として」の中の人で知られるウイさんが、ユニークな書評をつづってくれました。

>ウイさんによる「おとちん」書評はこちら

5:滝沢カレン「ライ麦畑でつかまえて」の一歩先へ

 国内外の名作のタイトルをヒントに、人気モデルの滝沢カレンさんに自由に物語を紡いでもらう連載。予測不能な展開と独特の筆致で、じわじわと話題になっています。記念すべき1回目の題材は、青春小説の古典『ライ麦畑でつかまえて』(J・D・サリンジャー、1951年)。主人公の「不良坊主くん」は、ニューヨークで母親の気持ちも忘れてひたすら遊んでいます。しかし、あるホームレスのおじいちゃんとの出会いをきっかけに、思わぬ方向に人生を切り開いていきます。

>滝沢カレンさんがつづる「ライ麦畑でつかまえて」はこちら

絵:岡田千晶

6:え?そんな理由で!? 「わけあって絶滅しました。世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑」

 ちょっぴりダメな部分を切り口にすることで、ふだんは日の目を見ない生き物たちにスポットを当ててベストセラーとなった『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)。その監修を務めた動物学者の今泉忠明さんと編集担当の金井弓子さんが再びタッグを組み、新たに生まれたのが『わけあって絶滅しました。世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』(ダイヤモンド社)です。金井さん曰く「絶滅した生き物たちが自ら絶滅した理由を語る謎の設定が一番の見どころ」だそう。金井さんが個人的にお気に入りの絶滅生物も紹介しています。

>「わけあって絶滅しました。世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑」紹介記事はこちら

7:ガンダムにハマる夜 湊かなえ

 作家の湊かなえさんが月に一度、身の回りの出来事をつづる朝日新聞の連載「猫派ですが、」から、「ガンダム×湊かなえ」の異色コラボで爆発的に読まれた記事です。「アニメにハマってしまいました。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』です。」という告白から始めた湊さん、DVDで1話目を見たらもう、リバースできなかったそうです。

>湊かなえさんのエッセーはこちら

8:事故物件の居住体験つづる 芸人・松原タニシさん「恐い間取り」

 自殺や他殺、孤独死など前の住人が何らかの理由で亡くなった事故物件ばかりを渡り歩く「事故物件住みます芸人」の松原タニシさん。住んだ部屋の間取りとともに体験談をつづった、初めての単行本を出版しました。浴室の鏡がピンク色のペンキで塗りつぶされていたり、和室の真新しい畳をめくると血痕のようなしみがあったり。霊感はないけれど、不思議な体験をしたそうです。

>松原タニシさんのインタビューはこちら

9:裏社会でどう生きるか マフィア一族に生まれ、ヤクザ世界で生きた男の自伝「破界」

 著者のマリオ・ルチアーノさんは映画「ゴッドファーザー」のモデルの一人、マフィアのボス、ラッキー・ルチア-ノの末裔。23歳のときに来日し、ヤクザ組織の西海家総連合会系組員、五代目山口組系組員になります。現在は裏社会から身を引き、都内でレストラン「ウ・パドリーノ」を営むルチアーノさんの数奇な運命についてお話をうかがいました。インタビュアーの最後の質問への答えが、胸に迫ります。

>マリオ・ルチアーノさんのインタビューはこちら

10:乳幼児を笑いに笑わせた「だるまさん」 伝説の絵本作家・かがくいひろしの生涯

 絵本作家「かがくいひろし」を知っていますか? 特別支援学校の先生として28年間教壇に立ち続けたのち、2005年に50歳で遅咲きの作家デビュー。累計570万部を突破した「だるまさん」シリーズなど、乳幼児を大笑いさせる作品を次々と生み出したものの、わずか4年で急逝しました。展覧会が開かれたことをきっかけに、日本じゅうの子どもを笑いに笑わせ、そして駆け抜けていった伝説の絵本作家の軌跡を改めて取材しました。

>伝説の絵本作家・かがくいひろしの紹介記事はこちら