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「好書好日」読まれた記事トップ5(2021年5月)

1. BL初心者のBL観を揺さぶった珠玉の5作

 好書好日の人気連載「BLことはじめ」の総集編。最近何かと話題のジャンルですが、興味はあっても何となく取っつきにくい、と思っている人も多いのでは? そんな人向けに連載執筆陣がセレクトした作品を紹介する記事が、ダントツで読まれました。

2. 羽生結弦の「美しき練習着姿」、ジュニアからの成長追う写真集

2008年8月、アイスリンク仙台

 フィギュアスケート男子でオリンピック連覇中の羽生結弦選手。2008年から羽生選手を取材してきたフィギュアスケート専門誌の秘蔵ストック写真集を紹介した記事。地元仙台のリンクでの練習姿やインタビュー時のオフショットなど、初公開の写真も紹介しています。

3. 坂口恭平さん『躁鬱大学』インタビュー 気分の波に悩むすべての人に贈る“読むクスリ”

文:岩本恵美、写真:北原千恵美

 2009年、31歳で躁鬱病と診断された坂口恭平さん。自らの経験から、躁鬱との上手な付き合い方を綴った『躁鬱大学』が本になりました。気分の波に飲み込まれることなく、上手に乗りこなしてきた極意とは? 「5月病」の季節、インタビュー記事がよく読まれました。

4. 野原広子「消えたママ友」「妻が口をきいてくれません」 明るい画風で、心の闇をより深く

 第25回手塚治虫文化賞の短編賞に輝いた野原広子さん。幅広いジャンルの評論活動で人気の学習院大学教授・中条省平さんが、受賞作を「短編の積み重ねから、無理なく、みごとに首尾一貫した長編マンガが紡ぎだされている」と評した連載コラムです。大賞『ランド』についての評論も11位にランクしています。

5. 「文部科学省」書評 現場に丸投げ 外から間接統治

 大学入試改革の白紙化や新型コロナでの小中学校の一斉休校など、教育現場も混乱が続いた昨年。教育行政の総本山、文部科学省を分析した新書が発売されました。「責任の所在が不明確で、誰も責任をとらない。広く日本の行政や政治の現状を考えるうえでも示唆的」との論旨は、出口が見えない新型コロナ対策や、ワクチン接種を巡る混乱を考える上でも、多くのヒントを与えてくれそうです。

6~10位は以下の通り

6. 「一度きりの大泉の話」書評 今も癒えない痛みの封印を解く

7. 「数学に魅せられて、科学を見失う」 真理求め悩む研究者が重ねた対話 朝日新聞書評から

8. 「中国戦線、ある日本人兵士の日記」書評 一兵卒が記録した総力戦の実相

9. 宮部みゆきさん「魂手形 三島屋変調百物語七之続」インタビュー 怪を語り、聞くことの効用を描く

10. 本屋大賞・凪良ゆう「流浪の月」 「常識」では表せない切実な絆